建ものと食もの

2021年03月20日

(その2)オンライン打合せの積極的な活用

これまでの対面打合せに代わる方法として、ビデオ会議システムを利用したオンライン打合せが一般的になったのも新型コロナウイルス感染症によって大きく変わったことのひとつと言えます。人と接触しない、という究極の感染対策を行いつつ、対面に近いかたちで打合せを行うことを目指したものですが、使い方によっては、これまでの対面打合せ以上に効率良い打合せを行うことが可能であることが見えてきました。勿論、コミュニケーションの密度は、対面打合せに勝るものはありませんが、画面共有して、タッチペンで双方から書き込みを行えば、図面をベースに対面打合せに匹敵するコミュニケーションが成立するように感じています。

建築家と打合せをする際は、これまでは1〜2週間前に双方でスケジュール調整を行い、打合せ日を決定し、対面で1〜2時間かけて行うのが一般的でした。前後の移動時間を合わせると、出向く側は3〜4時間かかり、半日仕事となります。オンライン打合せであれば、前後の移動がなく、1回1時間の打合せのために3時間かかっていたのが、1時間のみで済みます。つまり同じ時間でオンラインの場合、打合せを3回行えることになります。

また、オンラインでは短時間の打合せを繰り返し行うことも可能です。これまでは20〜30分のために対面打合せをすることはほとんどありませんでしたが、オンラインではそれが容易になりました。建築家との打合せは、プロジェクトの進行によっては、1カ月に1回、2時間の打合せを行うよりも、1カ月に2回、1時間の打合せを行う、あるいは1カ月に4回、30分の打合せを行う方が成果を得やすい場合があります。

オンライン打合せはスケジュール調整も大変容易です。居場所にとらわれなければ、1日の中で30分や1時間程度の時間を確保するのはそれほど難しくありません。最近は打合せ依頼があり、その日のうちに打合せを実施するケースも多くあります。オンラインで今すぐに打合せをしたい、短時間の打合せをしたい、という際もご遠慮なくお申し出頂ければ幸いです。


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posted by KSE at 00:00