2008年06月04日

P.style cafe@千駄ヶ谷駅

JR千駄ヶ谷駅は総武線停車駅で、また駅前には東京体育館もあり、利用客がとても多い駅ですが、不思議なことに駅前にはあまり飲食店がありません。

そんな駅の改札を出たすぐのところに手打ちパスタのお店「自然派パスタ・カフェ P.style Cafe」が4月にオープンしました。このお店では、パターや生クリームの替わりにオリーブオイルや豆乳を使い、またニンニクや唐辛子は極力使わない、とても体に優しいパスタを頂くことができます。

お昼時には、パスタ・サラダ・バゲットがワンプレートにのったランチセットメニューがあり、パスタは3種類ほどの中から選ぶことができます。上から順に、グリーンアスパラとサーモンの醤油仕立て、ブロッコリーとベーコンのクリームソース豆乳仕立て、ビーンズのボロネーゼ、です。

20080604_p-style1.jpg

20080604_p-style2.jpg

20080604_p-style3.jpg

ガッツリ食べたい時にはやや物足りないかもしれませんが、どのメニューもとてもすっきりした仕上がりで“自然派”そのものです。

で、、、散々「食もの」の話をしておきながら、実は今日は久しぶりにカテゴリーが「建もの」なのです。この建築は、石川雅博+藤本香/dpaによりデザインされています。

建 築: dpa -デザインプラットフォームアソシエイツ-
構 造: 小西泰孝建築構造設計

20080604_p-style5.jpg

閉鎖的になりがちな高架下という敷地条件において、思いっきり階高を高くし、光を多く取り入れ、明るく開放的な空間を作り出しています。構造設計の条件は、階高をできるだけ多く確保すること、高架下においても無理なく施工できること、この2つでした。この条件に対して、梁せいをできるだけ抑える、取り回しが容易な小部材を使用することを基本方針とし、柱・梁共にH形鋼H-100x100を標準部材としてフレームを形成しています。(KY)
posted by KSE at 23:01

2008年03月28日

初・代々木体育館

私にとって、構造デザインという分野を意識するきっかけとなり、また事務所を原宿においた理由のひとつでもある代々木体育館ですが、実はこれまで1度も中に入る機会がありませんでした。常々、入りたいと思っていたところ、丁度、入場無料のスポーツイベントがあったので、早速、事務所全員で行ってきました。

20080328_yoyogi-g.jpg

外観のダイナミックさがそのまま内部空間に反映された期待通りの大無柱空間。今月は東京カテドラル、代々木体育館という、同年代に作られた丹下+坪井作品の内部空間を同時に体験することができ、とてもラッキーでした。(KY)
posted by KSE at 22:44

2008年03月07日

東京カテドラル聖マリア大聖堂

先日、雑誌の対談でご一緒させて頂いた日高仁さんらが率いるアートユニットResponsive Environmentalによる空間パフォーマンスを体験しに、久しぶりに東京カテドラルへ。知人の結婚式以来、約10年ぶりの訪問です。

イベントのタイトルは、ちょっと長いのですが、

「東京カテドラル聖マリア大聖堂大改修記念展 + マルチメディア空間パフォーマンス SOFT ARCHITECTURE @ St.Mary's Cathedral, Tokyo」

というもので、2007年に行なわれた大改修の記念展覧会に合わせて、大聖堂で光と音のパフォーマンスを行なうというものです。

エントランスから先ず地下階の展示室へ。そこで映像が流されていたのですが、それは当時の設計・施工のプロセスが納められた貴重な記録フォルムで、模型による構造実験の様子や躯体の施工状況なども含まれた非常に興味深いものでした。近々、DVDが発売される計画もあるそうです。

展示室を見た後、大聖堂へ。床面から放たれた照明光が、HPシェルの曲面壁に沿って、空間全体に伸び広がり、幻想的な空間が創り出されていたのが非常に印象的でした。照明はパイプオルガンの演奏に合わせて、色と強さがゆっくり、時には早く、刻々と変化します。大改修を終えた名建築に、こんなかたちで再会できるとは夢にも思っていなかったので感激。

20080307_cathedral.jpg

参考までに写真をアップしてみますが、この空間パフォーマンスの力強さは到底1枚の写真ではお伝えしきれません。(KY)
posted by KSE at 23:30

2008年02月11日

都心の生コン工場


20080210_namakon.jpg

このシチュエーション、凄いと思いませんか? 

生コンは、練り混ぜから打ち込み完了までを120分以内(夏場は90分以内)で行なわなければならないので、できるだけ現場から近い工場を選定しますが、都心では近くに工場がほとんどないため、郊外から運んで来るのが一般的です。

しかし、この生コン工場の立地は、都心のど真ん中、新宿高島屋のすぐ隣です。しかもれっきとしたJIS認定工場。狭小地ですが、Y字路の三角敷地をうまく使ってコンパクトにレイアウトされた工場です。(KY)
posted by KSE at 23:10

2008年01月13日

JR原宿駅

原宿駅は、事務所の最寄り駅なので、頻繁に利用するのですが、平日・休日問わず非常に混雑しているので、あまり駅舎をじっくり見たことがありませんでした。しかし、大変モダンで趣のある建築です。

20080113_jr-harajuku1.JPG

20080113_jr-harajuku2.JPG

この駅舎は、今から約80年前に竣工した、東京都内に現存する最古の木造駅舎です。外観は、柱・梁を外部に現し、壁体をその間に埋め込んだ、日本建築の真壁のような作りになっています。所謂、ハーフ・ティンバー(Half-Timber)様式です。柱・梁は、主要構造部であると同時に、建築デザイン上の重要な要素になっています。

駅前にある歩道橋の上から眺めるのがお薦めです。(KY)
posted by KSE at 23:10