初日は市内の「緑茶-Green Tea」というレストランで夕食。ここは昨年夏も訪れたお店です。
日本風に言えば“白身魚の煮付け”ということになるこの大皿料理は、とにかく香辛料が強く(特に上のネギが激辛)、素材の味はほとんどわからなくなっているのですが、やみつきになる美味しさ。
身を食べ終わったあとに麺を入れて仕上げます、、、、食べかけで見苦しく恐縮ですが、これがまた美味しい。
ちなみにこのメニュー、昨年夏も全く同じものを頂きました。
同じお店の同じメニューで2度感激できるのは本物です。その他、海老のバーベキューや野菜やキノコの炒め物など、どれもとても美味しい。
これらの料理、では日本で全く同じものを食べて美味しいかというと、そうではないと思います。杭州は夏季はかなり気温が上がり湿度も高く、流れ出る汗が止まりませんが、そこでは香辛料が強くきいた料理は驚くほど素直に体に受け入れられます。そういう時に一緒に飲むビールは、間違っても日本のプレミアムビールのような濃厚ビールではなく、水のように飲み口がすっきりとしたビールです。この日飲んだのもシンガポールのタイガービールでした。この組合せは、現地ならではの楽しみとしてとっておきたい。
翌日の昼食は、中国美術学院(杭州市内の国立美大)の食堂で頂きました。これが現地の人が日常的に食べるメニューなのだと思いますが、野菜がタップリで実に健康的。メインを5〜6種類の中から2品選んで、それ以外の野菜類とご飯はビュッフェ形式で好きなだけ取ります。メインは、肉団子(左上)とタニシ?の煮付(中央上)をセレクト。野菜類はどれも火が通ったもので、味もシンプルな塩味がほとんどなので、飽きずにたくさん食べることができます。1食10元(約120円)也。
マクドナルドは町中にあります。そこで見つけたのが“タロイモパイ”。日本で売っているいるアップルパイのタロイモ版ですが、独特の風味でアップルパイよりも気に入りました。
最終日の夕食は“火鍋”です。赤・白、2色で頂きます。
今回の出張のメインである肝心の“建もの”の話題は、、、、着工したらご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。(KY)